えっ、温度でも!?寒暖差アレルギーとは?

 

アレルギーの種類は様々存在しますが、皆さんは「寒暖差アレルギー」をご存知でしょうか?

あまり聞きなれないアレルギーですが、実は寒暖差アレルギーの患者は比較的多く存在します。季節の変わり目に体調を崩す人は少なくありませんし、鼻水やくしゃみなどの症状が出て風邪をひいたかな・・・、と思ったことはありませんか?実はそれは風邪ではなく寒暖差アレルギーかもしれません!

今回は寒暖差アレルギーについての原因や症状、対策方法などをご紹介いたします!

寒暖差アレルギーとは?

寒暖差アレルギーとは、高低差がある気温の変化により起こり得ます。しかし寒暖差アレルギーは花粉症などとは異なり、アレルゲンによって引き起こされるアレルギーではない上、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状はどこか風邪のように思えます。

風邪と症状が似ていますが、大きな違いは鼻水が水のようなサラサラとした状態であり、発熱がないことがあげられ、アレルギー特有のかゆみなどもありません。また、細菌やウィルスなどが原因となる風邪ともことなるため、検査をしても風邪とは判断しきれず、処方された薬がきれると再度症状が現れることが多いのです。アレルギーのようでアレルギーらしくなく、風邪のようで風邪ではないなんて、なんだか不思議ですね。

①:寒暖差アレルギーによる主な症状

寒暖差アレルギーによる症状はいくつかあります。

  1. 気温差による鼻水や鼻づまりの症状が急に出る
  2. 水っぽいサラサラとした鼻水が出る
  3. くしゃみ
  4. 食欲不振
  5. 胃腸の不調
  6. 頭痛
  7. 疲れやすい・イライラしやすい
  8. 蕁麻疹

いくつか風邪に似た症状もありますが、気温差が激しいだけでも「蕁麻疹」の症状が出るのは驚きですよね。この症状の名前は「寒冷蕁麻疹(かんれいじんましん)」といいます。

寒冷蕁麻疹は体が冷やされることで、冷やされた部分や全身に赤みを帯びたふくらみのある蕁麻疹が現れます。気温のほかにも冷房の風でも起こりえますし、発汗後に汗が蒸発し、体が急激に冷却されることでも発現することもあります。これら症状は目に見えて体に現れるので、覚えがある人は一度、寒暖差アレルギーを疑ったほうが良いかもしれませんね。

②:寒暖差アレルギーの原因は?自律神経の乱れとの関係

実は寒暖差アレルギーの具体的な原因は今でも解明はされていません。

しかし、症状がもっとも出やすいとされる温度差が「7度以上」である言われていて、この温度差により自律神経のバランスが乱れることで発症すると考えられています。

自律神経が乱れることで、鼻粘膜の血管が広がり血管の働きをコントロールできなくなることで症状が引き起こされます。更に厄介なのは空気が乾燥しやすいと寒暖差アレルギーは悪化しやすく、より症状が出やすい傾向にあります。冬の季節は外気と室内の温度差は大きくなりますし、乾燥しがちです。また、冷えた体に急に温かい食べ物を摂取しただけでも症状が出ることがあるため、冬は頻繁に起こりやすいのです。

ですが気をつけるのは冬だけではありません。

夏は冷房をつける人が多いのではないでしょうか?会社内でも日常的に冷房を浴びることが多い場合、外の気温は暖かいのに対して室内は冷えていることでも寒暖差アレルギーは発症するのです。

③:症状が出やすい人は女性に多い!

もっとも寒暖差アレルギーの症状が出やすいのは女性が多いとの報告があります。それも中年の女性であればあるほど症状が出やすいのです。

理由として男性よりも筋肉量が少なく、体内で作り出すことのできる熱量が男性に比べて比較的少ないため、寒暖差に弱いのが原因です。

子供は大人に比べてよく運動をし、成長するためのエネルギーを作り出すため寒暖差アレルギーの症状があまり出ることがありません。

寒暖差アレルギーを抑え、長く付き合うには?

寒暖差アレルギーの主な原因は気温差にあるため、その気温差をいかに小さくできるかがカギになります。

外の気温が低い場合は温かい格好を心がけ、きちんと着込むことで体温と外の気温の差を小さくすることが大事です。

事前に翌日の気温の確認をすることで事前対策もとれますし、マスクなどを着用することで鼻粘膜に冷気がこないようにすることで寒暖差アレルギーの症状を抑えることもできます。

①:筋肉をつけて代謝をあげよう

運動やジムで体を鍛えることで体に筋肉をつけ、体内の熱量をあげることは寒暖差アレルギーに効果的です。主に筋肉量が男性より少ない女性は、積極的に運動をすることで寒暖差アレルギーの症状を抑えることができます。

②:自律神経を整える方法

気温差が激しいことで起こる自律神経の乱れは寒暖差アレルギーを引き起こします。なので、まずは自律神経を整えることが寒暖差アレルギーと長く付き合う秘訣です。

自律神経の乱れは精神的ストレスや肉体的ストレスも原因になりますし、夜遅くまで起きるなどの不規則な生活も原因となります。

自律神経を整えるには規則正しい生活とストレスをできるだけなくすことが大切です。

③:寒暖差アレルギーの治療法

自律神経が乱れやすい方や、症状が重い方は医療機関に相談することも大切です。自律神経を整える薬の処方をされることもあるため、症状に困っている場合は相談をしてみてくださいね。

~おわりに~

寒暖差アレルギーは認知度が低く、風邪と勘違いをする方が非常に多い病気です。しかし、規則正しい生活をすることやストレスを溜めないことで自律神経を整え、症状を抑えることが可能です

日常的に冷たい飲み物や食べ物を控えることや、日ごろから運動やストレッチなどをして代謝を上げ、体温を上げることで改善されることもあるので、今日から自分の生活に少しずつ取り入れていきましょう! k

編集部

アレルギー図鑑編集部です。
編集メンバーのほぼ全員がアレルギー保有者。花粉症や、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーによる蕁麻疹や肌荒れなど、様々なアレルギー症状に日々向き合いながら暮らしています。生活スタイルに合わせた無理のないアレルギー解決をモットーに、皆さんのアレルギー解決に役立つ情報を発信していきます。