花粉症、まだ続く!?ヒノキ花粉症とは?

 

花粉症に悩まされている方の中には、「そろそろスギ花粉の飛散も落ち着いてきたなぁ」と安堵されている方も多いのではないでしょうか。

しかし、油断は禁物。春の花粉症の原因となる花粉は、スギ花粉だけではありません。ヒノキの花粉にも注意が必要です。

ヒノキ花粉症の特徴

ヒノキ花粉の飛散時期は、スギ花粉の飛散時期と重なる3月下旬から始まり、地域によっては6月末まで飛散することがあります。

特に4月はヒノキ花粉飛散のピーク時期になっています。

スギ花粉と飛散時期が重なるため、混同しやすいのです。

ヒノキ花粉症の症状

くしゃみ・鼻水・鼻づまりの鼻症状、眼の痒みなどの眼症状の他、のどの痒みや痛み、皮膚の痒みなどを起こす場合もあります。

最近では、花粉症の発症に関して低年齢化が進んでおり、スギやヒノキ花粉などでは幼児でも発症することがあります。

中には2歳でも花粉症にかかるお子さんもいらっしゃいます。

ヒノキ花粉症の原因

花粉症の原因は、ご存知の通り飛散し吸引された花粉です。

鼻などから入った花粉は粘液にくっつきます。粘液は鼻水などで体外に排除され、その際に花粉も一緒に除去されるのですが、除去されず残った花粉がアレルギーの原因となります。

この残った花粉がアレルギーの原因となる「抗原」というタンパク成分を粘膜の奥へと浸透させます。

一方、異物を認識する細胞「マクロファージ」と認識した情報を伝える「T細胞」が「抗体」というものを作ります。

先ほどの「抗原」と「抗体」が反応することで、ヒスタミンという物質が放出されます。このヒスタミンにより、くしゃみ、鼻水、鼻づまりというアレルギー症状を引き起こされるのです。

ヒノキ花粉症の対策

花粉症の症状によって対策は異なりますが、直ぐに対応可能なものとして「花粉をつけない」ことです。

外出の際には、眼鏡やマスクを着用し,この際に顔との隙間を無くしましょう。

注意が必要なのは、外部から室内に入るときです。

玄関先では衣服についた花粉を良く払い落す、洗顔をする、うがい・鼻をかむ、マスクは捨てる、捨てる際のごみ箱はフタ付きのものを用意するなど。

また、注意をして室内に入っても花粉の持ち込み量をゼロにすることはなかなか難しいです。

空気清浄機で浮遊している花粉を取り除く、排気が整った掃除を用いてこまめに掃除をするなど室内の環境つくりも大切です。

体についた花粉をきちんと除去するとともに、室内に持ち込んだ微量の花粉でも拡散させないような注意をしましょう。

最近は、予防策として症状緩和の食事やサプリメントなども多く出ています。

正しい情報をもとにした、自分にあった予防策を見つけましょう。

まとめ
・ ヒノキ花粉は、3月末から6月までがピークであり、スギ花粉症と混同しやすい

・ くしゃみ・鼻水・鼻づまり、眼の痒み、のどの痒み、皮膚の痒みなどが症状として現れる

・ 原因は鼻水などの粘液によって排除されなかった花粉が、異物と認識され、体内で抗原抗体反応を引き起こし、ヒスタミンという物質を放出するため

・ 花粉症は体内への吸引を避けるため「付けない」「持ち込まない」「拡散させない」ための行動、環境つくりが大切

 

編集部

アレルギー図鑑編集部です。
編集メンバーのほぼ全員がアレルギー保有者。花粉症や、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーによる蕁麻疹や肌荒れなど、様々なアレルギー症状に日々向き合いながら暮らしています。生活スタイルに合わせた無理のないアレルギー解決をモットーに、皆さんのアレルギー解決に役立つ情報を発信していきます。