あなたの知らないコーヒーの落とし穴!?

コーヒーの魅力的な香りに誘われて、ついカフェに入ってしまったこと、ありませんか?
眼を覚ましたい朝の必需品!という方や、集中したい仕事中の相棒、リラックスタイムのお供にしている方も多いのではないでしょうか?
コーヒーの味や香りが好きで飲んでいるけれど、なんだか体調が悪くなることはありませんか?
もしかすると、コーヒーアレルギーかもしれません?!
コーヒーアレルギーの特徴
コーヒーアレルギーは、「遅延型アレルギー」と呼ばれ、6時間~48時間程で、発症するため、体調不良の原因として特定しにくく、自覚し難いのが特徴的です。
また、空腹時にコーヒーを飲んで胃が荒れて吐き気がするなど、飲みすぎによる一過性の症状もあるため、判断がつきにくいことがあります。
また、コーヒーアレルギー以外に、カフェイン中毒の可能性があります。
以下、コーヒーアレルギーと合わせてカフェイン中毒についても触れていきます。
コーヒーアレルギーの症状
コーヒーアレルギーの症状は、「頭痛、吐き気、手の震え、蕁麻疹、下痢、貧血」などの体調の悪化が代表的です。
他には、倦怠感、鼻炎の悪化などの症状を感じることもあります。
一方、カフェイン中毒の場合、「不眠、吐き気、神経過敏」などの症状が現れ、重度になると「幻覚、幻聴」が現れることもあります。
特に女性が気をつけたいのが「貧血」です。
コーヒーには、タンニン、クロロゲン酸という成分も含まれていて、コーヒーを飲みすぎるとこれらの成分が作用し、鉄分の吸収を阻害することがあります。
コーヒーアレルギーの原因
コーヒーアレルギーの原因は、主に「カフェイン」と言われています。
カフェインは、もともと、胃液の分泌を促進し、胃の消化を助ける作用がありますが、過剰摂取により胃酸や胃液が必要以上に分泌され、胃の不調や吐き気を覚えることなどが原因と言われています。
また、コーヒー成分以外の「添加物」に、アレルギーがある場合も考えられます。
缶コーヒーであれば、「多くの砂糖、または低カロリーシュガー、乳製品」などが含まれます。
コーヒーアレルギーの対策
対策としては、カフェインの摂取を控えること。
「緑茶、紅茶、ココア、コーラ、エナジー飲料」といったカフェインを多く含む飲み物を常用している方は、注意が必要です。
コーヒー以外のこれらの飲み物にもカフェインは含まれています。
コーヒーを飲んだときと同じ体調不良の症状が現れるかどうか、一度確認をしてみてください。
また、カフェインを取らずにいると、カフェインに対する渇望、集中力の低下、疲労感、不安感などを感じる方は、カフェイン中毒の疑いがあります。
コーヒーなしの生活が考えられない、という方はまずはカフェインレス、ディカフェのコーヒーをおすすめします。
他にもチコリなど野菜が原料のものや、たんぽぽの根を焙煎して作られたものなど、コーヒー豆自体を使わない飲み物もありますので、自分の好みに合うものがないか試してみましょう。
まとめ
・ コーヒーアレルギーは「遅延型食物アレルギー」と呼ばれ、体調不良の原因として特定しにくく自覚し難い
・ コーヒーアレルギー以外に、カフェイン中毒の可能性もある
・症状は「頭痛、吐き気、手の震え、蕁麻疹、下痢、貧血」など
・原因は、主に「カフェイン」と言われている
・対策として、カフェインの摂取を控えること。カフェインレス、ディカフェのコーヒーを選ぶ