アレルギー性結膜疾患とは!?その原因と対処法って何?

   2018/02/14

富山県 たかた眼科の高田 祥平です。

今回は、「アレルギー性結膜疾患」というもの、また、その予防法及び対処法についてご紹介致します。

アレルギー性結膜疾患とは?

アレルギー性結膜疾患は、その原因となるもの(これを抗原といいます)によって引き起こされる結膜(まぶたの裏側と白目の表面)の炎症です。症状としては、
・かゆみ
・充血
・めやに
・涙が止まらない
・異物感(目がゴロゴロする)
・羞明(まぶしさ)
があります。

日本人の5~6人に1人は何らかのアレルギー性結膜疾患をもっていると考えられています。
年齢では10代にピークがあり、年齢を重ねていくと減少していきます。

少し難しい話になりますが、アレルギー性結膜疾患はその見た目、程度によって次のように分類されます。
・アレルギー性結膜炎
・アトピー性角結膜炎
・春季カタル
・巨大乳頭結膜炎
眼科を受診するとこの分類に従ってどの疾患か診断され、ドクターはその対処・治療法を考えていきます。

アレルギー性結膜疾患の原因って何?

アレルギー性結膜疾患の原因としては次のものが挙げられます。
・ダニ
・ハウスダスト
・猫や犬
・カビ
・スギ、ヒノキ、ブタクサなどの花粉

どの原因によって症状が引き起こされているかは、基本的には血液検査での判定になります。
最近はごく微量の血液でも主要な項目は検査できるようになり、以前より簡単に検査ができるようになっています。

診断はほとんどの場合、その症状と所見(見た目)のみでされますが、そのほか血液検査や皮膚反応による検査、結膜に存在する好酸球と呼ばれる細胞を確認することでより確かなものになるのです。

予防方法について

予防法ですが、一番は原因の除去です。
・ダニ
室内ダニについてはその増殖を抑えることが大切です。
室内を清潔に保ち、可能であれば室温を20℃以下、相対湿度50%に保ち、通気をよくすることを心掛けましょう。
また、布団乾燥機による布団内部までの高熱乾燥により、ある程度の殺ダニ効果が期待できます。
ダニの死体にもアレルギーを引き起こす作用があるため、掃除機でダニの死骸や排泄物を除去する必要があります。
掃除機は吸込仕事率が200W程度以上*1のものが推奨されており、ゆっくりと丁寧に(1㎡あたり20秒以上)かけると効果的と言われています。
また、ダニの死骸や排泄物は空気中にも飛散します。
ダニの死骸や排泄物は、家庭用の空気清浄機で十分に除去できるので、空気清浄機の使用も効果が期待できます。

・カビ
カビは、湿度を70%以下に保つとその増殖は抑制されるため除湿を心掛けましょう。
冬場は結露に注意が必要です。
結露した部分ではカビが増えやすく、冬場は空気の入れ替えが行われにくいのでカビを増やさない環境作りを整えましょう。

・花粉
花粉症対策としては、花粉症対策用の眼鏡やマスクには一定の効果が期待できます。
通常の眼鏡でも眼に飛び込む花粉量は減少させることができます。
コンタクトレンズ使用者は花粉症の時期はコンタクトレンズを中止して眼鏡に切り替えることも有用となります。
眼に飛入した花粉などを洗い流すためには、人工涙液の点眼(洗眼用の目薬)が有用と考えられています。
通常点眼は1回1滴でよいのですがこの場合は目の異物を洗い流すことを目的としているため1回数滴とすることが望ましく、安全性の面から防腐剤無添加のものをお薦めします。

また、水道水での洗眼はドライアイなどを生じやすくなるため、頻繁な洗眼は避けたほうがよいでしょう。
また市販のカップ式の洗浄器具は眼周囲の皮膚の汚れや皮膚に付着した抗原をかえって眼に接着させることもあります。また、洗浄液中には防腐剤が含まれていることから好ましくないとされています。

症状が出たときの対処法は??

目薬などが無い場合、かゆみなどの症状を抑えるために濡れタオルで冷やす方法があります(ただし、冷やしすぎによる凍傷に注意)。
かゆみなどの症状が強い場合や毎年決まった時期に症状が出る場合は眼科を受診されるのがよいでしょう。
眼科を受診すると、最初に記載したようにどのタイプのアレルギー性結膜疾患か診断され、症状の重さに応じて点眼薬(目薬)が処方されます。

花粉症に代表される季節性アレルギー性結膜炎では、花粉飛散予測日の約2週間前、または症状が少しでも現れた時点で抗アレルギー点眼薬を開始するとピーク時の症状が軽減されます。
また、抗アレルギー剤で症状が改善しない場合、その状況に応じてステロイドの点眼や免疫抑制剤の点眼が処方されます。
どちらも強い効果が期待できますが、ステロイドの点眼薬はその副作用で眼圧が上昇する(目の硬さが固くなる)ことがあり、場合によっては緑内障という失明につながる病気になり得ます。
長期にわたり使用することは控えたほうが良いですね。
とくに小児では成人と比較して副作用がでやすいと報告されているので、副作用のチェックを眼科でうけながら使用しましょう。

*1:国内メーカー製紙パック式掃除機の吸込仕事率は、500W以上のものが多いようです。

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高田 祥平 先生

富山県 たかた眼科にて眼科専門医としてご活躍。
ご年配の方からお子様まで、安心して受診できる院内の環境つくりに配慮され、快適な診察と的確な診断・アドバイスにより患者さんから絶大な信頼を得ています。
我々も眼科医目線によるアレルギー由来の眼の症状に対し、的確なアドバイスを頂いています。